第506回JPSオークション オススメ
Lot No.78 記念切手 版番号つきロット
Lot No.78

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 版番号はシート右側の耳紙に実用版番号が鏡文字で印刷されているものが多いようです。
 戦前の記念切手では世界大戦平和4種、明治神宮鎮座2種、郵便創始50年2種の8種に存在し、番号の種類は60種にも上っています。
 出品物は未使用と使用済が混在し、切手の状態も全般に余り良くありませんが、49種がまとめて出品されるのはおそらく初めてではないかと思われます。戦前の記念切手コレクションを充実させる絶好の機会です。
Lot No.242 軍事切手貼 軍事郵便印ロット
Lot No.242

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 出品物は、軍事切手のオーダーキャンセルと思われます。軍事切手・旧大正毛紙3銭(目打は全て13×131/2C)に、C欄が野戦局、A欄が第3、4、5、6、10、12のものが6枚、C欄三星、でA欄 第5野戦分室が1枚、C欄時刻でD欄に軍事と入りA欄が「高密」と「張(店)」となっているものが2枚の計9枚です。第10野戦局だけ消印の年号がやや欠けていますが、他は紙付でIとなっています。日付は大正10年9月9日〜24日で、シベリア出兵時のものと思われます。
Lot No.2391 戦前官白ロット
Lot No.2391
(内容例)
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 戦前のはがきに小型印・特印・風景印を押したもので、外地消が多く含まれていますが、そのうちの1枚に、著名な郵趣家が“四つの珠玉”に挙げた特印があります。それは「台湾総督府始政10周年記念 明治38年6月17日」です(カタログ記事の「35年」記載は誤り) 局名は入っていませんが台北局使用と見られています。
 この特印は記念会場に臨時に設置されたポストに投函された記念絵葉書にのみ押されたといわれていますが、出品物は菊・青枠はがき11/2銭に記念押印されています。後押ししたのか、印顆を偽造したのかもしれません。
Lot No.2423 「東京オリンピック村」局 FDC
Lot No.2423

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 東京オリンピック村局は昭和39年4月15日から11月5日までの52日間、開設されました。オリンピック村には、選手、役員などの関係者の他は、報道、面会などの理由がない限り立ち入ることが出来ませんでしたので、郵便局の利用も限定された人しか利用できませんでした。また郵頼なども一切受け付けませんでしたので、オリンピック東京大会記念切手10円を貼った初日実逓カバーは、多くは存在しないと思われます。
Lot No.2512 甲斐国 初期郵便印コレクション
Lot No.2512
(内容例)
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 著名な収集家のコレクションで、全部で360点以上にもなります。内容は、記番印が18点(封書、はがき各3通、切手12枚)甲府ボタ19点(封書、はがき各5通、切手9枚)二重丸印100点(封書35通、はがき28通、切手37枚)丸一印220点(封書30通、はがき87通、切手96枚)ほか、となっています。有名人差出の封書・はがきも含まれていますので、探し出して調べてみる楽しみもありそうです。