第519回JPSオークション オススメ
Lot No.110 富士国立公園6銭貼 外信はがき 櫛型 箱根宮ノ下
Lot No.110

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 富士箱根国立公園の発行日は1936年7月10日です。 
 外信はがき6銭料金は1937年3月31日までですので、適正使用期間は8か月余りしかがありません。
 出品物は発行4日後の使用、更にご当地消という好条件が揃っています。
Lot No.278 旧小判 狸2銭 二重目打
Lot No.278

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  切手は無地紙の目打10、近江・岡本のKGと思われます。切手上の目打は正常ですが、目打ズレになった上の切手が繋がっていて「二重目打」のようになっています。余り見られないエラーではないでしょうか?
Lot No.373 大正銀婚3銭貼、京都櫛型初日印
Lot No.373

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  非郵趣家の初日実逓便。宛先が少し変わっています。神戸市京町の「独逸染料合名会社 馬獅子部」宛。
 馬獅子(バジェッシェ)は、明治30年にドイツで合成藍(インジゴピュアー)を開発した会社の名前で、合成藍は日本にも輸入され、天然染料を凌駕して、友禅染や西陣織などに大きな影響を与えたと言われています。
 このエンタイアはそうした染料の移り変わりを物語る材料になるかもしれません。

Lot No.381 東京切手展小型シート 裁断ズレ
Lot No.381

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 出品物は、印面全体が上がっていて、上の耳紙が狭く(5ミリ) 下の耳紙が広く(1.9ミリ)になっています。また、シート右下に「2」が打刻されています。
 同じ東京切手展小型シートの出品では、#383がシート右上に「1」と印字されています。リストには「計数番号?」と書きましたが、そうではないかもしれません。
Lot No.403 20世紀デザイン切手 人気投票当選者贈呈シート
Lot No.403

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 郵政省(当時)は、20世紀デザイン切手シリーズを発行するにあたり、一般の人にどのような事柄を切手の題材に取り上げたらよいかをアンケート調査しました。それに応募した人の中から抽選で1,000人に、20世紀シリーズシートをプレゼントしました。
 そのシートは第1集の夏目漱石の部分に当選者の写真を入れ、氏名、生年月日を印刷したオリジナルなものです(画像では一部加工してあります)。
 僅か1,000シートしか発行されなかったため、当時は大変話題になり、一時、ネットオークションで10万円以上の値がつくこともありましたが、現在では沈静化しているようです。
Lot No.2204 年賀小型シート スクリーン角度
Lot No.2204

Lot No.2204

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 年賀切手の小型シートには、同図案でもスクリーンの角度が異なるものがあります。
33年用犬張子は赤色が45°と58°、34年用鯛えびす、36年用赤ベコは赤75°青61°と赤57°青53°の2種があります。両者を比べて見ると刷色が幾分違うことも判ります。