第523回JPSオークション オススメ
Lot No.2287 富士箱根国立公園1銭5厘+新大正毛紙5厘貼 外信印刷物、
         DAIREN 14.3.37 PAQUEBOT (D欄I.N.O)
Lot No.2287

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 ここ数回、国立公園の多彩な使用済の出品が好評を博しているが、それら入手品で充実したアルバムに華を添えるカバー。高額や派手な4種貼外信便の使用例にばかり目が行くが、国内葉書・封書料金である低額の見栄えするカバーは中々入手が難しい。このカバーはさらに混貼の田沢5厘が同系色なので邪魔をしていない所がミソ。
 前ロットNo.2286とともに表紙を飾っているが、いずれも鮮明印ですがすがしい。どちらも、伝統郵趣・郵便史・マルコフィリー(郵便印郵趣)の専門家による熱い入札合戦が予想されるのでは。
Lot No.2312 2次昭和 大東亜共栄圏10銭 地図なし
Lot No.2312

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 521回に続き登場。薄い茶紅で印刷されている地図の部分が消えているエラー。今回も521回出品物同様、完全には地図が消えておらず、ルーペで見ると僅かに赤いインクが残ってはいるが状態はまずまず。切手のセンターの比較では、521回出品物と同一シートかもしれないが、定かではない。前回入手できなかった方には絶好のチャンス。
Lot No.2482 軍事絵葉書223種(50種使用済)
         横山大観・奥村土牛・川合玉堂等著名画家作含
Lot No.2482
(内容例)

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 色々な観点より描かれた軍事関連絵葉書の数々。実逓便も50通含む。郵便史・テーマティック・オープン作品の中で、軍事というテーマに留まらず、多彩なアイテムをどう生かせるのかは貴方の腕次第。まずは手にしてみては。
Lot No.2538 5回国際港湾協会総会貼、私製航空書簡、
         三日月 NIHONBASHI 30.XI.6
Lot No.2538

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 航空機全盛の現在では考えられないが、戦後昭和50年代までの外信便は船便が1ヶ月かかるのに対し航空便は数日と格段の差があった。そしてその差は厳然として郵便料金の格差でもあった。廉価で気軽に利用されるのを目的に航空書簡があったが、ビジネス他正規の利用は意外に少ない。私製用航空書簡はいっそう珍しい。小ぶりなサイズに鮮明印なので、地味なテーマの記念切手も喜んでいるようだ。
Lot No.2600 5回国体4種完 連刷横4連、
         櫛 日本橋室町一(D欄・東京) (2)5.11.1
Lot No.2600

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 1966年21回国体までは葉書額面料金の連刷で発行された。連刷の組み合わせ違いを使用済でサイドコレクションしている収集家は結構多いのでは。
 6回以降の2種連刷時期に比べ初期2〜5回、4種連刷時期の組み合わせ違い使用済の収集は格段に難しい。さらに収集が進むと、田型の組み合わせ違いだけでなく、縦・横4連刷も欲しくなるが中々お目にかからない。満月ではないが消印にもアクセントがあり、得難い出物では。
Lot No.3050 全世界(米英仏独中国を除く)40,900種以上、
         SS220種、切手帳45冊含む
Lot No.3050
(内容例)

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 ここ数年故人の外国コレクションがアルバム単位で超廉価で出品・落札されている。かつては切手収集の基本は全世界ゼネラルで1万種集めてから専門収集に進むようにと言われていたが今は昔。
 5主要国を除いて4万種というとてつもない出品物。一部を紹介すると、オーストリア880種、ベルギー610種、ブルガリア940種、チェコ1,230種、ポーランド1,650種、ハンガリー1,240種、ロシア1,660種、ルーマニア1,200種、スイス1,120種、韓国1,070種、北朝鮮1,080種、オランダ(植民地含み)1,170種他。各国ともクラシックから1970年代が中心。アルバム50冊以上。最低値で換算すると、アルバム1冊3,000円、切手1枚4円以下の超々破格値、大々お買い得。
 中国以外の主要国も国別に下記ロットで出品。英国(Lot No.3046)、米国(Lot No.3047)、仏国(Lot No.3048)、独国(Lot No.3049)。いずれもクラシックから、手ごろな最低値。