第525回JPSオークション オススメ
Lot No.6 飛信逓送規則(駅逓局)原本に手書表紙を付け紐綴、飛信逓送切手4種5枚見本貼込みも1ヶ所虫喰い

Lot No.6

内容の一例

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  切手カタログ末尾にその他各種として掲載されている切手はBOB(バック・オブ・ブック)と呼ばれている。今回その中のひとつ「飛信逓送切手」の見本が一通り出品(Lot#1〜5)されているが、これはその規則書の原本。
 ヤケ・虫喰あるが貴重な存在。残念ながら、いずれも1ヶ所虫喰あるも「飛信逓送切手」見本が4種5枚貼付けられている。傷物だが挿絵代わりと考えればお得。BOBマニア・古文書マニア双方にお勧め。
Lot No.11 竜200文 2版(Pos.30)貼「三島大型検査済」

Lot No.11

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 今回の表紙には、豪華に竜200文のカバーが2通並んだ。どちらを取るかは好みの分かれるところだが、こちらは大きな「三島/検査済」の印がはっきり・くっきりと大迫力。2版が貼られているので、2通目として求めたい手彫コレクターもいるのでは。
 次回以降も、竜切手はじめ手彫のカバーが続々登場予定、ご期待下さい。
Lot No.152 郵便切手類見本帳(逓信省)明治38年より切抜頁、みほん9種貼

Lot No.152

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 U小判3種、新小判3種(5厘・3銭・4銭)、菊3種(5厘・3銭暗い赤紫・5銭)が貼られているが何と言っても、新小判3銭の平仮名横書みほん。布告は縦書赤字の漢字見本でこちらはいくらでも見るが、平仮名のみほんは本当に少ない。このような使われ方をしていたのかとの貴重な証拠。
 後の同様ロット(Lot#153〜157)含め、小判・菊・記念コレクターの取り合いか。
Lot No.176 五重塔航空(円位)25円 下耳付3枚連、目打ズレエラー
Lot No.176

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 リーフに整理する時、一般的には縦連より横連の方が安定して喜ばれるが、これは縦3枚連と下耳付なのが何より。3枚連ゆえ目打がズレ行く過程が判る上、下耳部分が完全に無目打となっており訴求力十分。ひどいオフセンターもどきの目打ズレとは格が違う。これまた航空切手専門家とエラー切手収集家の一騎打ちが予想される。
Lot No.247 小判1銭はがき 多度津大ボタ+N3B3 → KB2玉島

Lot No.247

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 今回は一部赤二貼封書交え、東京支局含め全国大ボタ消しのはがきが多数出品(Lot#207〜279)されている。
 一般的には赤二貼封書の方が小判はがきより高いが、逆にはがきの方が極端に少ない根室のような局もある。この多度津も、比較的はがきが少ない中堅局だ。
 今回の出品は珍局は無いが、このように比較的はがきが少ない局も含んでいる。全体的に最低値も市価に比べリ−ズナブルに設定されており、欠けている大ボタ補充の好機と言えよう。
Lot No.320 1次国立公園20面シート 中部山岳4種完 NH

Lot No.320

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 ここ数年切手展で公園切手や記念切手の専門コレクションにシートの展示がよく見られるようになったが、これらの入手も巡りあわせであろう。
 前後に同じくシートの出品が、公園切手(Lot#318〜328)、観光地百選(Lot#329〜338)、国体切手(Lot#339〜347)と続いている。
 多少の欠点品も含むが、外国帰りかのように表はフレッシュである。これまた格安の最低値、入手のチャンスを逃さないように。